ほうれい線対策とセラミドパワー

ほうれい線の原因を考えながらセラミドでの対策法を紹介しています

ほうれい線対策にセラミドとヒアルロン酸、どっちが大切?

セラミドヒアルロン酸も加齢によって減少してしまうことでほうれい線の原因になっていると言われている肌のために大切な成分です。どちらも体内で作ることができる成分です。肌に不足してしまった分を補いながら、ほうれい線を改善するためにはどちらが大切なのでしょうか。

 

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ほうれい線対策に大切なセラミドについて

 


セラミドは肌の一番表面とも言える角質層に存在しています。細胞と細胞をくっつける接着剤のような役割をしている細胞間脂質の主成分で、約50%もの割合を占めています。

 

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細胞間脂質は水分を蓄えておいて肌を保湿したり、細胞と細胞の間に隙間が開かないようにして、外部の刺激が肌の奥に届かないようにして肌を守るという働きをしています。

 


セラミドが減少してしまうと細胞間脂質も減少してしまいますので、肌に乾燥をもたらしてしまいほうれい線の原因になってしまいます。


セラミドについては、以下の記事も参考にして下さい。

 

houreisen-seramido.hatenablog.com


 

ほうれい線対策に大切なヒアルロン酸について

 


一方、ヒアルロン酸は細胞と細胞の間で水分を蓄え、クッションのような役割をして肌の弾力を保つための働きをしています。1gで6リットルもの水分を蓄えるといわれていて、肌の水分を保つためには欠かすことができない成分です。

 

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ヒアルロン酸は身体中のさまざまなところに存在していますが、角質層のさらに下にある真皮の部分に多く存在していて水分を保持するための働きをしているので、ヒアルロン酸の減少は肌の張りを失わせてしまい、乾燥を引き起こしてほうれい線の原因となってしまいます。

 

 

ほうれい線対策に大切なもの

 

 

セラミドヒアルロン酸も同じように肌の潤いと張りのために、効果が期待できるのですが、存在している場所に違いがあります。ほうれい線の改善のためにどちらが大切かと言われれば、どちらも肌を潤すという点では、大切な成分です。

 

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角質層だけ潤っていても、その逆で真皮だけ潤っていても肌には何らかの影響が現れてしまうからです。

 


しかし、化粧品として利用する場合には、ヒアルロン酸は分子が大きいため、角質層に浸透することができず多く存在している部分である真皮にまでは届かないといわれています。真皮に届かせようとしても、肌の表面で肌の水分の蒸発を防ぐという働きを行うにすぎません。

 


分子が大きいヒアルロン酸を真皮まで届かせたいと思う場合は、ヒアルロン酸注射という方法があります。ヒアルロン酸注射は、即効性があり、深いほうれい線が気になる方には効果が期待できる方法です。注射については、以下の記事を参考にして下さい。

 

kaotarumi-taisaku.hatenablog.com

 


セラミドは、肌の表面である角質層に多く存在しており、セラミド配合の化粧品を利用することで角質層に不足してしまった分を補うことができ、保湿効果が高いといわれています。

 

 

配合されている化粧品を選ぶ時には、人の肌に存在しているものと同じ形になっているヒト型セラミドが配合されているものが効果が高いといわれていますので、購入する前には、必ず成分を確認することが大切になります。