ほうれい線には肌のたるみ対策が大切
肌は、加齢とともに老化が進んでいく傾向にありますが、特に肌のたるみは外見を老けて見せてしまう大きな原因となります。若い頃は、目立たなかったほうれい線がくっきりしてきたと感じたら、やはりたるみは進んでいます。早めにスキンケアを見直し、衰えを防いでいくことをおすすめします。
肌が衰えると乾燥も進みやすくなりますし、ターンオーバーの機能も衰えがちとなります。そして、衰えた肌はバリア機能も低下していますので、外的な刺激にも弱くなり、ダメージを受けやすくなってしまいます。
たるみ対策には、マッサージなどのハンドケアや顔の筋肉を鍛えるエクササイズなども有効ですが、ダメージのある肌に対して、マッサージなどを行ってしまうと、かえって肌を傷めてしまったり、老化が進んでしまう可能性もあります。
それゆえ、肌の衰えを防ぐためには、外的な刺激に負けない強い健康な肌を作っていくことも大切です。スキンケアは、健康な肌を作るのにとても役立ちますが、肌をこするようなお手入れは、肌を傷めてしまいますので、余計な力を入れずに優しくお手入れしていくことも大事です。
ほうれい線対策としてのセラミド乳液の効果と選び方
ほうれい線対策を考えた場合、化粧品に含まれている美容成分がどんなもので、どのような効果が期待できるのかを確認することはとても大切です。化粧品には、様々な美容成分が含まれていますが、ほうれい線対策をしっかり行うならセラミド配合の化粧品がおすすめです。
セラミドは高い水分保持機能を持っており、潤いを保つのに役立つことはもちろん、外的な刺激から肌を守ってくれる効果の期待もできる成分です。さらにターンオーバーの機能を促進させ、シワを軽減する効果の期待もできる成分ですので、ほうれい線対策には、おすすめの成分と言えます。
セラミド配合の化粧品は多く存在しますが、セラミド乳液もエイジングケアに役立ちますので、取り入れてみてはいかがでしょうか。まず、保湿には水分は欠かすことができませんが、化粧水だけをたっぷり使っていてもすぐに蒸発し、乾燥が進んでしまいます。
それゆえ、水分を与えたあとは、油分でふたをしておきたいところです。油分を与えるのには乳液やクリームが役立ってくれます。乳液ならクリームよりもさっぱりしていますので、べたつきが苦手という人にも安心して取り入れることができるのではないでしょうか。
乳液は、20~30%の油分を含み、乳液自体にも潤いを与える効果がある為、「肌に潤いを与える+蓋をして乾燥を防ぐ」という二つの働きを持っています。
セラミド乳液なら保湿ケアがしっかり行えることはもちろん、不足しがちなセラミドも効果的に補っていくことができますのでバリア機能を高めるのにも役立ってくれます。ほうれい線を目立たなくするためにも上手くお手入れに取り入れていくことが大切です。
セラミドには、いくつかの種類が存在する為、乳液などの化粧品を選ぶ場合は、どのようなセラミドが配合されているかの確認が大切になります。セラミドの中で、保湿効果が高い特徴を持つセラミドは、ヒト型セラミドと呼ばれているセラミドです。セラミド配合乳液の効果を効率良く得たい場合には、ヒト型セラミドの配合を確認することをおすすめします。
セラミドの種類・働きについては、以下の記事を参考にして下さい。
houreisen-seramido.hatenablog.com
セラミド乳液については、以下の記事も参考にして下さい。
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
ほうれい線対策には真皮層の活性化も大切
セラミド配合の乳液を使用した場合、十分に保湿効果を得ることはできますが、それは、表皮の部分だけのことになってしまいます。
ほうれい線対策を考えた場合、表皮だけでなく、真皮層の活性化も大切になってきます。しかし、乳液は、肌の水分を逃がさないための蓋の役割が主なことですので、セラミド乳液が真皮層まで浸透することはできません。
そこで、体の内側からも真皮層に働きかけることで、ほうれい線改善の効果が期待できます。例えば、最近話題の発酵・熟成プラセンタなどは、真皮の線維芽細胞に働きかけ、コラーゲン生成を促進してくれるサプリメントです。以下の記事を参考にして下さい。