ほうれい線ができる原因
ほうれい線ができる原因には、大きく分けて2つの原因があります。それは、たるみによる原因と肌の乾燥による原因です。どちらの原因も肌の真皮層と表皮の部分が活性化して潤っていないとほうれい線の改善効果は期待できません。
そこで、ほうれい線対策として考えられることは、真皮層と表皮の両方を保湿するということです。ほうれい線の原因については、以下の記事を参考にして下さい。
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ほうれい線対策として肌の保湿が大切な理由
できてしまったほうれい線をなかったことにしたい方は、たくさんいらっしゃると思いますが、実際、化粧品だけでほうれい線を無くすことは、できません。
なぜなら、化粧品による保湿対策と言うのは、表皮部分しか保湿することができず、乾燥によってできてしまった浅いシワなどに働きかけることしかできないからです。また、化粧品だけで、真皮層に働きかけ、真皮層の保湿対策をすることができないからです。
しかし、ほうれい線を消すことができなくても、肌を保湿することや顔のエクササイズをすることで、加齢によるほうれい線を予防したり、更に深いほうれい線にしない為のケアは期待できます。その為にも、肌の保湿対策は、常に重要なスキンケアの一つなのです。
セラミド配合化粧品について以下の記事も参考にして下さい。
kaotarumi-taisaku.hatenablog.com
ほうれい線対策としてのセラミド美容液の効果と選び方
化粧品の中の美容液の役割は、美容液に含まれる美容成分や保湿成分を効果的に角質層に届けることです。その為、美容成分や保湿成分を角質層へ届けるのに適したテクスチャーのものを選ぶことが大切です。
セラミドは、角質細胞間に存在する細胞間脂質の約40~50%を占める重要な成分です。セラミドには、いくつかの種類が存在するため、どのようなセラミドが配合されているかで美容液の効果は、変わってきます。
ヒト型セラミド(バイオセラミド)は、人間の角質層に存在するセラミドと同じ化学構造を持つセラミドです。酵母を利用して作られたもので、保湿効果が高いのが特徴です。
その他のセラミドとして、疑似セラミド(石油原料から化学合成したセラミド)や植物セラミド(米ぬか油、小麦麦芽油から抽出したセラミド)も存在しますが、保湿力はヒト型セラミドよりも効果は期待できません。
セラミドの種類や働きについては、以下の記事を参考にして下さい。
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以上のことから、ほうれい線対策として、セラミド配合の美容液を利用する場合、どのセラミドが配合されているのかを確認することが大切になります。また、保湿力を高める為に、セラミドと一緒に他の保湿成分が配合されている美容液を利用することも良い方法です。保湿力アップの成分としては、コラーゲンやヒアルロン酸などがおすすめです。
また、深いほうれい線などで悩まれている方は、体の内側から真皮に働きかけることで、更にほうれい線対策としての効果が期待できます。例えば、最近、話題の発酵・熟成プラセンタなどは、真皮の線維芽細胞に働きかけ、コラーゲン生成を促進してくれるサプリメントです。以下の記事を参考にして下さい。
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