誰もが美肌に憧れると思いますが、その美肌には、潤いが大切ですよね。お肌の水分を適度に保ちハリ、ツヤがあってこそ美肌だと思います。その美肌を保つのに大切なのが肌のバリア機能です。バリア機能が正常に機能しないと乾燥肌や敏感肌になる危険性が高まります。
そのバリア機能を正常に保つ為の鍵となるのがタイトジャンクションです。以前、タイトジャンクションは、胃や腸、肝臓、尿管、血管などにあることがわかっていましたが、お肌にあるかどうかがわからなかったのです。しかし、最近、表皮の顆粒層に存在することがわかったようです。
大切な働きをしてくれているタイトジャンクションの事についてまとめてみました。
ほうれい線対策に知っておきたいタイトジャンクションとは
タイトジャンクションは、日本語では、「密着結合」と呼ばれているようです。皮膚の表皮の顆粒層にあり、細胞と細胞を密着するようシールのようにつながっているタンパク質でできた構造体です。タイトジャンクションが細胞同士を密着させることで、細胞と細胞の隙間をふさぐ働きがあります。
タイトジャンクションが細胞との隙間をふさぐことで、以下の効果があります。
●肌の栄養分や水分が外へ出ていくのを防止する
●肌の外からの最近などの異物が入るのを防止する
●イオンの透過を制御する
上記に挙げたことは、肌のバリア機能を正常に働かせるためには大切なことです。肌のバリア機能は、タイトジャンクションと深い関係があるのです。
ほうれい線対策に大切なバリア機能とタイトジャンクションの関係
お肌のハリや潤い、ツヤを保つ為に大切なバリア機能がタイトジャンクションと関係があるようなのですが、具体的にどのようなかかわりがあるのでしょう。
◆肌のターンオーバーに大切なカルシウムイオンとタイトジャンクション
皮膚の顆粒層にはカルシウムイオンが多く存在します。表皮が正常にターンオーバーを行い十分な潤いのある角層を作る為には、カルシウムイオンは大切な存在です。表皮の基底層で生まれた細胞が角層細胞に変化するために、カルシウムイオンは、スイッチの働きをしてくれます。
カルシウムイオンが十分にあれば、ターンオーバーは正常に機能し、カルシウムイオンが不足するとターンオーバーは、停滞してしまうことになります。健康な肌の場合、タイトジャンクションが水分を保持するだけでなく、カルシウムイオンもしっかり保持しているのです。その為、ターンオーバーが正常に働き、健康な角質が生まれることで、バリア機能も維持されているのです。
◆セラミドに大切な肌の弱酸性とタイトジャンクション
タイトジャンクションは、角質層を弱酸性に保つ働きがあります。角質層が弱酸性に保たれることで、セラミドなどの角質細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)のひとつであるアミノ酸のもととなる成分の代謝が正常な状態にキープされます。それによって、表皮常在菌のバランスも保つことができます。
バリア機能と言うと角層にあるセラミドなどの細胞間脂質に注目が集まっていますが、実際には、タイトジャンクションの影の働きがとても大きいことがわかりますね。
◆自然免疫機能とタイトジャンクション
皮膚から細菌やウィルスなどの病原体が入ってくると炎症が起きて肌荒れの原因になります。しかし、炎症は、自然免疫が働いている証拠だと言われています。自然免疫を働かせるセンサーは、タンパク質の一種であるToll様受容体(トルようじゅようたい)。このタンパク質が病原体を認識するとタイトジャンクションに信号が送られ、バリア機能を高めるように働きます。
このようにタイトジャンクションが上手く機能することで、肌のバリア機能は保たれているのです。このタイトジャンクションの機能が低下してしまうとバリア機能も正常に働かなくなり、お肌にも様々な影響が生じ、肌トラブルの原因になる可能性が出てきます。
ほうれい線対策として知っておきたいタイトジャンクションが弱まる原因
タイトジャンクションが弱まる原因は、主に加齢、紫外線、ストレスと言われています。
◆紫外線の影響
紫外線が肌に悪影響を与えることは、よく知られていることですね。紫外線の影響で活性酸素が増え、タイトジャンクションも切れ切れの状態になってしまうということです。紫外線対策は、1年中心掛けることが大切です。
◆冷え性や低体温の影響
体温の低下は、自然免疫を低下させることにつながります。すると、タイトジャンクションも上手く機能しなくなってしまいます。体温を低下させないようにすることは、バリア機能を正常に保つことにつながります。
◆ストレスの影響
ストレスは、活性酸素を発生させ、末梢神経の収縮から体温を下げると言われています。つまり、ストレスもタイトジャンクションに紫外線や低体温と似た影響を与えるようです。過度なストレスを避けた際活スタイルを心掛けることが大切です。
このようにタイトジャンクションが正常に機能することで、肌のバリア機能も守られることになります。敏感肌や乾燥肌を防ぐ手段の一つとしてタイトジャンクションを守ることが大切になります。
ほうれい線対策としてタイトジャンクションをサポートすることは大切
最近、タイトジャンクションをサポートする成分としてPOs-Ca(リン酸化オリゴ糖カルシウム)が注目されています。POs-Caは、ジャガイモ由来の澱粉から作られる成分です。オーラルケアやスキンケアでは、以前から使われているようです。POs-Caは、ジャガイモ由来ということで、食品原料であり、水溶性カルシウム素材で安全性の高い成分ということです。
その、タイトジャンクションに着目して、POs-Caを採用している化粧品がETVOSです。最近は、様々な化粧品に配合されているようですが、ほうれい線対策として、ETVOSを利用している30代の女性の方から口コミとしてお話しを聞くことができたので、紹介します。
ほうれい線対策ETVOSセラミドスキンケア口コミ
あなたがほうれい線対策に使用している化粧品は何ですか?
エトヴォスのセラミド入りスキンケアです。具体的には、化粧水としてモイスチャライジングローションを使っています。そして美容液としてモイスチャライジングセラムを使っています。
ほうれい線対策に、セラミド化粧品を使うと思ったきっかけは何ですか?
20代のころは、お肌を周りから褒められるほどの自慢のツルツル肌だったのですが、30代を過ぎたあたりから、夜の洗顔後に乾燥からか頬のあたりがピキピキしたり、ファンデーションを塗ってから夕方に鏡をみると、頬のほうれい線あたりと目の周りに細かいシワができていて、そこにファンデーションがたまっていたのを発見したのです。そんなこと今までなかったので、かなりショックでした。
極めつけは、3人目の出産後にますます乾燥肌になり、頬や口周りが、夏なのに粉をふいていた事です。夏なのに粉をふくってかなりの重症です。それで、乾燥にはセラミドが1番と思い試すことにしました。
ETVOSの化粧品を利用してどのくらい経ちますか?
私は敏感肌なので、1品ずつ試すことにしています。まずは化粧水からお試ししました。化粧水は、タイトジャンクションに着目して作られたという興味深いことが書かれていたので効果も期待して試してみました。使ってみると、とても使い心地が良かったので、その後、美容液も購入して使用しています。
美容液は、5種類のセラミド配合と言う点が気に入りました。やはり、使ってみると、とてもお肌がしっとりしたので続けています。使用期間は2年目になります。きっとこれからも使い続けます。
以下の記事もETVOSについてです。参考にして下さい。
houreisen-seramido.hatenablog.com
tarumi-biyoueki.hatenablog.com
ETVOSの化粧品を使用してどのような効果を感じましたか?
効果は、使用して翌日には実感しました。まず、翌日の朝の洗顔のときに肌触りが滑らかに感じました。その後、1ヶ月ほど使用し続けると、あれだけ粉をふいていた頬と口周りが綺麗に治りました。
今では、冬の寒い日でも粉をふくことがなくなりましたし、お風呂上りに焦って化粧水をつけずにいても、お肌がつっぱることもなくなりました。細かいシワは、年のせいなのかまだ改善は見られませんが、この先セラミドの力で少しでも改善してくれると嬉しいです。
ETVOSの化粧品と一緒にほうれい線対策として行っていたことはありますか?
セラミドと一緒で乾燥に強いヒアルロン酸の原液も一緒に購入していました。でも、毎日使用するのではなく、1週間に1度、化粧水でパックをするのですが、その際に目の周りに塗る程度です。これが結構効くんです。
あとは、内側からのケアですが、すっぽんサプリや、コラーゲンドリンクです。この2つも即効性があり、肌が潤い過ぎて摂取した翌日にニキビが出来ることもあるほどです。私は超乾燥肌なので普段ニキビなんて出来ないのですが、効果がありすぎてニキビが出来るのです。それほどお肌がウルウルになります。
今後、お肌の為にやってみたい対策はありますか?
今回は、ETVOSのおかげで乾燥は、改善されたのですがほうれい線はそれほど改善されていないので、今後は、気になるシミ、カンパンの対策と一緒にさらにエイジングケアをやっていきたいです。
現在は、お肌に負担をかけないように朝は水で洗うのみ、夜は固形石鹸でクレンジングのみをやり、セラミド化粧水とセラミド美容液を塗っておしまいです。ですが、最近これに加えてエイジングケアもやっていきたくて、色々と模索中です。とりあえず、顔の筋肉を使うのが重要だと思うので、家事をしながら顔面体操をやっています。あとは、気になるシミにハイドロキノンを使ってみたいです。