乾燥が酷くなってしまうと皮膚のハリが低下してしまいます。たるみも発生しやすくなりますのでほうれい線もできやすくなりますが、そこで対策として行うことが大切なのが保湿です。保湿成分には沢山の種類がありますが、中でも効果の期待ができると言われているのがセラミドです。
セラミドは、肌内部の角質層でスポンジのように水分や油分を保持する役割を担っていますので、潤いのある肌を保つためにも必要不可欠な存在と言えます。なお、セラミドを配合した化粧品も数多く登場しています。考えられるのは、化粧水、乳液、美容液、原液などがあります。
そのうち、最も効果がありそうな、原液について少し、考えてみました。
ほうれい線対策として利用したいセラミド原液とは
セラミド原液のイメージってどんな感じですか?私は、原液というとセラミド濃度が100%近くあるのかしら・・と思っていたのですが、どうやら違うようです。多くの原液は、「成分・水・防腐剤」から構成されているようです。この時点で、100%の成分ではなくなってしまうのですね。
更に、他の成分と合わせたり、工場で加工されたりしていなければ、水に対して成分の割合がたとえ1%以下であっても、原液と表記できるようです。なんかこの時点でスゴイ「原液」のイメージが崩れてしまいましたよね。
化粧品の成分表示は、配合量の多いものから順に表示する決まりになっていますので、セラミド原液の成分表示を見てみると、一番多く含まれている成分(先頭に表示されている成分)は、水、その次にブチレングリコール(BG)、セレブロシドなどの多価アルコール、その後にやっとセラミドという順番のものが多いようです。
ほうれい線対策にセラミド原液は効果はあるのか?現役の選び方・使用法
セラミド原液でも、1%しかセラミドが含まれていなくても原液と表示することができると知ってしまうと、「原液」って効果あるのかな?と考えてしまいますよね。でも、保湿対策としては、セラミドはとても効果的なので、選び方や使い方などを工夫することで、セラミドの効果を引き出すことは、可能だと思います。
セラミドの詳しいことについては、以下の記事を参考にして下さい。
houreisen-seramido.hatenablog.com
▼セラミド原液の選び方
セラミドの効果を最大限に得たいと考えた場合、セラミド原液を選ぶ時は、以下のについて気を付けて選ぶことが大切です。
●セラミドの種類
●セラミドの濃度
セラミドには、いくつかの種類があります。保湿効果が高いセラミドは、天然セラミドやヒト型セラミドだと言われいます。どのようなセラミドが使われているかを確認することは大切なことです。セラミドの種類については、以下の記事を参考にして下さい。
houreisen-seramido.hatenablog.com
また、セラミドが1%しか含まれていなくても原液と表示できるところが原液の特徴です。濃度を確認することは大切になります。
▼セラミド原液の使い方
セラミド原液のメリットは、シンプルな配合で作られているという点です。その為、手持ちの化粧品などに混ぜて自分だけのオリジナルの化粧品を作ることができます。セラミド原液のままで、使用すると刺激を感じるという方は、化粧水などと混ぜることで、刺激が緩和されることもあります。
ほうれい線対策には真皮層の活性化も大切
セラミド原液は、余計な添加物が配合されていない分、肌への浸透率が高いと言われています。しかし、なかなか真皮まで潤いを届けることはできません。しかし、ほうれい線対策を考えた場合、真皮層の活性化はとても大切です。
真皮層の活性化が必要な理由については、以下の記事を参考にして下さい。
houreisen-seramido.hatenablog.com
その為、セラミド原液で表皮を確実に保湿対策をしながら、体の内側からも真皮層に働きかけることで、ほうれい線対策の効果が期待できます。最近話題の発酵・熟成プラセンタなどは、真皮の線維芽細胞に働きかけ、コラーゲン、エラスチンなどの生成を促進してくれるサプリメントです。以下の記事を参考にして下さい。